10月は仕事、サーフィン共に激動の月でなかなかハードな月だった。故に更新もこんなに遅くなってしまった。
仕事で言えば今年の中で一番の山場と言って相応しいプロジェクトがあり、さまざまなアクシデントがあったもののなんとか完遂
これにて仕事の方の年内の山場はひとまず乗り切ったわけである。
話題は移って肝心のサーフィン。
仕事がかなり忙しかったので流石に頻度は減ったもののその中でもコツコツと週末に海に通った。
先輩から譲り受けた秘伝のyuのボードもだいぶ慣れてきて、この板でのテイクオフ成功率も格段に上がり、嫁にライディングを見てもらった時もテイクオフのスピードが前より格段に早くなってるとお褒めの言葉をいただき少しずつではあるが確実に上達している実感がある。
さらにひょんなことからSNSを通じて昔の職場の同僚が僕と同じ時期にサーフィンを初め、NSA検定なるものを受験し既に4級を取得し、来年には3級取得を目指すという情報が耳に入り負けず嫌いの僕は「負けてられない!」と奮起して来たる12月3日に福岡にて行われるNSA検定の4級を受験しようと目下プルアウト練習中であった。
しかしそこで事件は起きた。
いつものように週末、妻と2人でお倉浜海岸にサーフィンしにきてその日はオンショアが強く、いつも入ってるエリアはジャンクでゲットも厳しくフェイスも荒れ荒れだったので右側のテトラ付近のとこでサーフィンをしていた。
夕方に差し掛かり波もだいぶ良くなってきて人も増えてきたころ、4回目くらいのライディングだったろうか。
ダンパー気味の波にテイクオフしてしまい横に滑れず、岸に向かってライディングしている際にインサイドに居たサーファーの方とクラッシュしてしまった(人生初)
僕はテイクオフからライディングまで終始そのサーファーの方が一切視界に入っておらず、ライディング中にクラッシュして初めてそこに人が居たことに気づいたのであった。
サーフィンする上で上達うんぬんよりも
「怪我をしないさせないこと」「トラブらないこと」
この二つを何より大切にサーフィンしていたので僕にとってかなりショックな出来事であった。
しかし自分が起こしてしまったことなのでしっかりとその現実と向き合い、クラッシュさせてしまったサーファーの方と保険会社を挟んで現在処理中である。
正直言って今回の件があって
「もうサーフィンやめようかな」
と思った。ただでさえ上達にかなりの時間と労力を要するサーフィン。
さらに毎週末の宮崎までの交通費もバカにならない。更に僕は柔術も熱心に取り組んでいる。
正直言ってこんな趣味に生きまくる僕を許してくれる妻は半端じゃない。妻にも負担がかかっていることはわかっている。だからこそこれを機にサーフィンはもうやめようかと思った。
しかしその妻が
「やめないで!今までこんなに頑張って来たのに!やめたらもったいないよ!」
「きっとこれは神様がこれくらいの試練であなたがサーフィンをやめてしまうかどうか試してるんだよ!乗り越えよう一緒に!」
と言ってくれて、僕も考え直してまた一から本気でサーフィンに取り組むことを決めた。
今まで以上に周囲に気をつけて、混んでるポイントでは入らない、どれだけ良い波でもライン上に人がいたらテイクオフしないなど、当たり前のことをもう一度自分に言い聞かせてサーフィンしていこうと思う。
どんな理由があれど、物事をやめてしまったらそのやめた経緯に興味を持つ人はほとんどいない。結局やめたという結果だけが残る。
人生もプライベートも趣味も何もかも良い時もあれば悪い時もある。もちろんサーフィンもそう。
無風でパーフェクトな日もあればピーカンなのにフラットな日もある。
今は正直落ち込み気味だけどしっかり今の問題と逃げずに向き合って解決して清々しい気持ちでまた海に入りたい。