当ブログはサーフィンの話題に終始しがちだがブログ名にもある通り柔術もテーマの一つ。
今回は柔術の近況に触れていこうと思う。
10月のサーフィン中に人生初のクラッシュを起こしてしまった私は少しではあるがサーフィンへのモチベーションが低下しているのと12月にNOGI柔術の大会に出ようと思っていることもあってサーフィンより柔術に割く時間が多かった11月だった。
私の柔術歴も早4年目となり来年には5年目という節目を迎える年だ。そろそろ思いつきや直感とフィジカルに物を言わせる戦い方には終止符を打ち、しっかりとした技術、理論に裏付けされた順序ある攻め方を覚え、そして大会で表彰台に登りたいと思っている。
しかし柔術には幾多ものガードやパス、極め技がありどれを伸ばそうにも選ぶに選びきれない状況であった。毎日何時間でも柔術に割ける時間がある専業柔術家なら、この世に存在するテクニック全てを高いレベルに昇華することも可能かもしれないが、仕事もあり家庭もある私は妻の機嫌をとりながらせいぜい週2〜3の一回2時間程度の練習が限度である。
そうなってくると伸ばしたいテクニックの種類を絞って練磨していく必要がある。
そこで私は考えた。私が最終的にどんな柔術家になりたいのかを。私が理想とする最終到達地点を想像したのだ。
私はMMAを見るのが大好きだ。そしていつかは私もクレベル選手やサトシ選手のようにMMAという殺るか殺られるかの世界で一本を取ってみたいと心の中で思っていることに気づいた。
そうなってくると私が身につけるべき技術は、道着を着て掴んでクルクル回るようなモダンな柔術ではなく、ギを脱いで行うADCCのようなスタイルの柔術だと気づいた。
そこから着想を経て
「NOGIで使えるテクニックにこだわってそれを伸ばそう」
という考えにたどり着いた。
主に意識して身につけると決めた技術は以下の通りである。
・レスリング
・ボディロックパス
・ノースサウスチョーク
・肩固め
・マウントからの腕十字
・クロスからの腕十字、三角
・バックチョーク
・バタフライガード
と言ったテクニックである。
どれもベーシックなテクニックがほとんどである。しかしながらMMAの試合で見る極め技のほとんどがベーシックな技があることから基本の技がどれだけ強力か分かる。
12月の試合に向けて上記のテクニックを目下練習している真っ只中である。12月のブログ更新では表彰台のてっぺんに私が立っている写真を添付して大会レビューをしたい。