山と格闘技

BJJ歴4年現紫帯(16戦10勝6敗)九州の山登ってます。たまに波乗り。

各帯でやること、やりたいことのアウトプット(持論)

9月も無事に終了した。仕事がなかなか忙しかったけど特に大きなトラブルもなく終わったからよかった。

 

そして10月1日に出場しようと思っていたAPJ福岡は参加人数が少なすぎて大会運営上大赤字になるからか延期(噂では事実上の中止)になった。無理もないと思う。

ホームページから全部英語だしなんか前日計量?みたいな噂もあったり階級の分け方も各柔術団体とかと違ったりとわからない点がありすぎて運営側にメールを送ってみてもずさんな対応だったし

 

(これはなかなか出場のハードルたけーなー)

 

と思って出場に踏み切れないでいたら延期になった。最近本当に試合に縁がない。

 

そんな矢先、道場の代表から10月に帯昇格を行うというお知らせがあった。近日中にグループラインで昇格者を発表するとのこと。

 

ちなみに俺もストライプ4本でリーチかかってたけど試合のチャンスがないまま1年経ってしまったけど昇格あるんかなー?昇格できると思って楽しみにしておきましょうかね。できなくてもまたまたコツコツと積み上げよう。

 

あとハーフやり始めてから耳少し沸きました。

 

話は変わって私の柔術歴も何気5年目を迎えて紫帯も間近(ストライプの本数で言えば)なのでここらでこれからの目標、プランをアウトプットしておこうと思う。

 

大前提として私が柔術に取り組む大きな理由がシンプルに「強くなりたいから」であって効率よく強くなる方法として「組技」が手堅いと推察して組技の中でも柔道、レスリング、柔術、サンボ、相撲、etcといったいろんな選択肢の中で、道場の数であったり競技人口、実戦的、いろんなことを考察した結果、ひとまずは柔術を修めることが強くなるのに効率的だともって現在柔術に取り組んでいる。

 

だがやはり「強い」というのは「総合格闘技」の試合で勝ててこそ本当の意味で強いと言えるのではないかという思いはずっと抱いていて私の中でゆくゆくは徐々に柔術の技術をMMAに順応させていってMMAの試合で勝ちたいと思っている。

 

具体的な目標で言えばアマチュア修斗の地方ブロックで優勝したい。専業ではないためプロ昇格とかは今の所目指す気はない。期限も決めていてマックスでも35歳までにMMAは引退する。現在28歳、リミットまであと7年。MMA茶帯昇格後挑戦したい。だから遅くても32歳までには茶帯になりたい、残りの3年でMMAという感じだろうか。

柔術の各帯でやること、やりたいこともここらで言及しておこうと思う。

 

白帯ではまず「生き残ること」

この段階でやめてしまう人も多い。ちなみに私もしっかり挫折している(数年後に再開)

何されてるか、何やってるのかわからないこの時期は本当に楽しくないし、おっさんにボコボコにされるしプライドが傷つけられる。自分の記憶を思い返しても本当に楽しくなかった記憶がある。しかし自分の場合一度やめてから2回目の挑戦だったのもあって青帯になるまではクソつまらなくても絶対やめない、やめるなら青帯もらってからやめよう。と言い聞かせて道場に通った。あまりにもつまらなすぎてマインドを変えて道場は汗をかく場所(サウナと同列)だと自分に言い聞かせて頑張って通った。

 

青帯では「幅広くいろんなことに手を出す時期」

自分の場合は始めて約1年程度で青帯に昇格した。コロナ時期だったのもあって白帯時代は試合には1回しか出てなくてその大会も2回戦敗退というレコードなので試合成績で昇格したわけではないと思う。青に昇格した時に当時の先生からかけられた言葉は

「白帯でうろつかれると困るので笑」

だったのを今でも覚えている。

この頃になると白帯ながら道場のマスター世代の紫帯くらいまでとはそこそこいい勝負ができるようになっていたしマスター世代の青帯とかならガンガン極めたりしていた。アダルト界隈になると流石に青、紫は厳しかった。やられていたと思う。

攻防もなんとなくわかってきて

「なんか楽しい?かな?」

みたくなってきてやめたいとかいう気持ちは無くなっていた。そんな中の青昇格だった。

青帯ではいろんなことやってみたほうがいいと思う。テクニックで言えばパスからガード、試合に出てみたり出稽古に行ってみたり、いろんな道着買ってみたり、ノーギの試合に出てみたり。試合は勝ったり負けたりでいいと思う。なぜならまだ自分の柔術ができてる時期じゃないと思うから。青帯の間に紫につなげていく道筋がうっすら見えてくればいいと思う(持論)

 

※ここから先は目標に近いです。

紫帯では「自己のスタイルの確立」

青帯の間にいろんなテクニックだったりいろんな道着を買ってみたり練習方法を試してみたりして、どんなガードが自分に合うか、どこの道着がジャストフィットか、どの階級が適正か、いろんなことがうっすらわかってきてると思う。

自分の場合手足が短く、全身の筋力、特に足腰が強い代わりに柔軟性には乏しい。

得意なガードはハーフから潜って筋力と瞬発力を活かしたブリッジ系統のスイープが合っていると気づいた。オープンガード系は自分の場合、足の筋量が多くて可動域が狭く、脚が効かないのでパスされやすくてキープができなかった。ハーフで捕まえて組手の攻防をしながら一挙に潜り込むほうが向いていた。

パスはハーフガードと相性のいいスタック、オーバーアンダー、ボディロック等プレッシャーパス系を練習した。

といったようにいろんなテクニックに手を出すのは一旦置いておいて自分の得意なスタイルを見つけてどんどん伸ばしていくのが紫の時期にやることだと思う。

この時期にどんどん試合に出て修正点を見つけて穴のないスタイルにしていくべきだと思う。逆にこの時期に全然試合で勝てない人はそもそも自分にあってないスタイルを確立しようとしてしまっているかもしれないので結構やばいかも…

 

茶帯では「ひとまずの柔術修了。MMAに挑戦」

柔術における茶帯はほぼ黒帯と同列っていう人がいるけど本当にそうだと思う。地方道場あるあるで黒帯巻いてるけど人に黒帯は出せない先生っていうのが実は結構いると思っててそこにはIBJJFに申請するのがめんどくさいとか、黒渡して独立されたら困るとか、茶帯で道場開いちゃって自分がトップだからそもそも黒帯くれる先生がいないとか、いろんな理由があるにせよ実力、年数ともに間違いなく黒帯なのに茶帯10数年巻いてますみたいな人は全国に結構いると思ってる。だから黒帯欲しいってなったら単に練習して強くなって大会出て優勝しまくるってよりも「黒帯2段以上」の先生がいて尚且つ「利益先行じゃない」先生を見極めて道場に入会するといったテクニックも必要になってくると思う。そうなるとなかなか地方だと厳しいことも多いので黒欲しい時期に高段者の人格者な先生がいる都会の道場に数年在籍してサクッと黒貰っとくってのが頭いいかもですね。

つまり本当に純粋な実力だけで昇格できるのは茶帯まででそこから先はいろんな大人の事情が絡んでくるというお話です。

だから自分の中で純粋な実力だけで上り詰められる最高位の茶帯を取得したら

柔術を一応修了した」

ということでMMAに挑戦したいなと思ってます。もちろんMMAでも柔術を武器に戦います。

 

黒帯では「後輩指導、柔術の普及」

自分が黒帯巻けるかはわからないですがもし巻けたらやりたいことは普及活動です。

この頃になるとMMAはもうやってないでしょうし、精神的にも体力的にもバリバリ試合に出てってよりかは健康維持、嗜みで柔術をライフスタイルにしているという感じだと予想します。

柔術を通して出逢えた人たち、得た経験、健康、そういった恩恵に感謝を込めて今度は自分が恩返しする番だってことでサークルでも作って普及活動したいなって夢があります。

 

 

今日はこんなんで。