なかなか忙しかった7月だったこともあってすっかり更新を忘れてしまった。
今日久々に休みが取れたので8月に入ってしまったが7月分をガストのwifi借りて更新。
まずは6月18日に出場した基山ノーギについて書いていこうと思う。
タイトルで既にネタバレしているが結果は12ー0で一回戦負けだった。
この大会は久々に体重をフェザー(68kg)からライトフェザー(62kg)に落としての試合だった。減量もわりかし上手くいってたし練習も順調だった。なかなか自分の中でも自信があった。
ノーギの試合は前回優勝していることもあって精神的に余裕があった。普通にやれば勝てるだろうと思っていた。
一回戦の相手は沖縄で海兵隊として勤務しているアメリカ人だった。ぱっと見そこまでゴリゴリでもないしこれだったらフィジカル負けすることもなさそうだと思っていた。
試合開始して私は当初の予定通りトップキープ作戦を遂行しようと思い、スタンドで様子見をしていた。そうするとすぐに相手が片足タックルを仕掛けてくる。私はそう簡単にテイクダウンされない自信があったので落ち着いて腰切りをしたが相手のグリップ力が凄まじく、どれだけ腰を切ってもグリップが切れない。
ならばと小手を巻き、大外刈りを仕掛けようとしたところ力づくで振り回されてテイクダウンされてしまう。予想外の展開で焦る私。
相手に2ポイント献上してしまったものの、すぐに立ちあがりスタンドで仕切り直しに持っていくがそのあとはひたすら片足タックルで倒されてポイント取られ続ける展開。気づけば8点近く取られていて焦った私は引き込むが下からの練習をロクにしてなかったのでパスされバックを取られて12ー0に。バックからは脱出するもそこで試合終了。一回戦敗退となった。
下になった際に何もできなかった自分が猛烈に恥ずかしくてそれ以来ずっとボトムの練習ばかりしている。
そもそもトップキープで戦っていきたいなら柔術をやるより前に柔道やレスリングでかなりの経験があるとか、そういったステータスがあって初めてトップキープという選択をできるということを痛感した。
私が今までトップキープで優勝なりできたのは
「たまたま運が良くスタンドの猛者と当たらなかっただけ」
だということを痛感した。
私の組み技遍歴は柔術が初め。ならばやはり柔術の技術で勝負しなければならなかった。付け焼き刃のレスリングや柔道でスタンド勝負しようと思っていたことが恥ずかしくなった。
今更で恥ずかしいが今になってクロスやラッソーデラヒーバといった基礎的な技術を学び直している。けど今気づけてよかった。勝っても負けても試合はやはり気付きを与えてくれるから良い。
安くないお金を払って土日を潰して家族の了解を経て、練習も減量も乗り越えて試合に出たら勝っても負けても強烈な記憶として脳裏に焼き付く。練習だとそういう経験は得られないと思う。
もっともっと強くなりたいし、強くなれる。